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レモンケーキ専門店 レゾンデトール:Raison d’être
熟成するレモンケーキを開発し、メインのケーキの開発から店舗デザイン、パッケージデザイン、プロデュース、マネジメント、コンサルティングまで手がける阪口仁美さんの姫路本店に伺い、今後の展開についてお聞きしました。
<レモンケーキの誕生>
現在では全国15店舗展開中です。テレビメディアでも、かなり取り上げていただきました。話題沸騰中の「レモンケーキ専門店」です。
現在は、レモンケーキ専門店は、他社でもすこしづつ見かけるようになりましたが2020年当時は、ほとんどなく、コロナ禍でブラシュアップした商品です。コロナ前の2002年から、飲食店やバーを経営しておりまして、レモンケーキはデザートとして提供していた中、「とても美味しい」、「ワインとあう」などお客さまから個別で欲しいというご要望をいただき、これは行ける!と決意し、お客さまの声で生まれた商品となりました。そして専門店にすることに決め、2022年にはフランチャイズ展開を開始しました。また北野ホテルの総支配人山口浩氏にも監修をいただき反響を得ました。
<考え抜いた素材>
小麦粉を最小限にして、バターと卵、主役の瀬戸内産レモンをたっぷり混ぜ込んだ、しっとりとしながらも、ズッシリした重量感のあるレモンケーキとなっています。
日にちを増すごとにおいしさが変化します。
冷やして食べると、大変もっちりした感じで、羊羹のように薄くカットして食べていただくこともおすすめです。
かなり手が込んだ製造工程のため、一般の方で研修というカタチでの製造は難しいため、弊社は加盟店パートナーさまには、販売に徹していただきます。賞味期限は解凍してから30日間ありますので、ロスがないため加盟店さまには非常に喜ばれています。今後はセントラルキッチンを拡充し、沢山のオーダーにも対応できるように準備中です。
昨年は、店舗数が増えて課題も見えてきましたが、現在課題解決をクリアしています。
<猫とパリ>
パッケージなどに使用しているデザインの猫ちゃんはRaison d’êtreのオーナーであるHitomiさんがされていたカフェバーBUENA VISTAの人気店長(猫)のひじきちゃんをモチーフにして描かれています。
胸に抱いているエッフェル塔はRaison d’êtreの世界観であるフランス・パリを表しています。
Raison d’êtreは、パリの街角にあるような可愛くてどこか懐かしい「レモンケーキ専門店」として、いまや15店舗以上でパートナーさんが販売しています。兵庫県6店舗/東京/千葉/大阪2店舗/京都/岡山/福岡/熊本/長崎に仲間がいます。できるだけ、特に女性の方々にも経営して欲しく思っています。家賃も安い路地に出していただき、11時から16時など短時間で高収益、子育ても両立できるお店の日本全国展開を目指しています。Raison d’êtreはフランス語で唯一無ニという意味です。一人一人の人生を応援したいと思っています。
<ペルソナと仕組み>
これははっきりしています。
- ・高所得者層を中心にした顧客層
- ・手土産・おもたせニーズがほとんど
- ・自分買いではない
- ・顧客がリピーターになり、さらにファンになる
- ・開業時から段々と客単価が上がっていく
- ・オフィス街の店舗は法人ニーズで大きな売上が取れる
自分用ではなく、手土産ニーズを狙うことで、上手く回っています。
事前予約サイトもあり、お客さまは事前決済してお店に受け取りに来る方々も多いです。ゆえに、予約サイトをお店に併設しているため、お店の大きさは関係がありません。一度予約サイトが便利だと言う理由で、購入して下さった方々は、次回から予約サイトで予約してから購入します。いまは、猫好きのコニュニティからもオファーもいただき、嬉しい他の輪が広がっています。
また、販売フランチャイズですので、海外に持っていくことも考えております。どうぞよろしくおねがいいたします。