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パンとエスプレッソと

パンとエスプレッソと

H I Sは2019年、商社事業部を立ち上げ、その中にフランチャイズライセンスを推進する部門を創設しました。H I Sの2022年のコーポレイトレポートでは、“進出国61ケ国であるH I Sの海外拠点網を活用し、スローガンである「世界中のHISのリソースを使って、旅行という「人」だけでなく、「モノ」や「事業」をも全世界へ展開させ、 世界中を活性化させることを目指します。” とうたっており、今後は旅行事業で培ったリソースを 二次活用した新領域での挑戦をされるようです。 これにジャストミートしたような新分野の開拓を開始されました。これまでの経緯と展望をご担当の岸陽一郎さんにうかがいました。

1<旅行と旅行外の海外ネットワークを利活用>

  • HISの海外支店では飲食業、アパレル業、商社事業などをコロナ禍で スタートさせ、同時に新たなビジネスネットワーク網を成長させていま す。旅行と旅行以外の海外ネットワークを利活用し海外フランチャイズ事業展開や販路・商流開拓の専属パートナーとしてJAPANブランドの価値を届け、パートナーの企業様の事業拡大をサポートしています。コロナでH I Sも他社同様に厳しい時期もありましたが、逆に旅行事業の売り上げダウンが当事業のアクセルを強めたという感じがします。
    非旅行の部分も強化するわけですが、独自ルートを、現地法人を通じて、展開していきます。特に日本食をメインの一つとして、40年以上海外に私たちは、旅行者を創出し、送り出してきたわけで、消費者に対してさらにH I Sがご用意する場で、旅行という体験の中で「食やアパレル」などをさらにプラスし、消費喚起をしてご提案するスキームを作っていきます。

2<パンとエスプレッソとの出会い>

  • 今、注目しているブランドの一つ、“パンとエスプレッソと”のオーナーとは、宿泊事業を通じてお世話になっていました。そんなご縁でパンとエスプレッソのパンを私がいただいた時に、「こんな美味しいパンは初めてだ」と、非常に感銘を受けました。お伺いすると海外進出にも非常に興味を持っておられ、弊社が主体的にライセンス契約と事業推進を行う契約の運びとなりました。実は彼らは、以前、海外進出も挑戦した経緯があり、今度は弊社が加わることで絶対失敗できないという決意もあります。美味しさの秘密はやはり「手作業」で手間暇をかけてパン生地を作っているからです。最近は冷凍生地やかなり機械に頼るパン屋さんは多くありますが、食べて見るとかなりの風味の差が出てきます。

3<日本の地域創生事業を目指して>

  • 海外の展開だけでなく、お話が進む中、日本国内の推進も弊社がメンバーで加わることになりました。【HIS×パンとエスプレッソと】47都道府県「ご当地パンエス」プロジェクトです。基本は1県1オーナー制度で、食と地域とツーリズムがコンセプトで、お店自体の中にツーリズムを投入します。つまりお店に訪問することも観光の一つとして捉え組み込みを行います。ここはH I Sが一番得意とする部分で、これはまさに、「私たちHISだからできること」です。現在20数社の候補社にこのプロジェクトに参加表明をいただいています。蓋を開けてみると、ライセンスビジネスを超えた情熱のあるオーナーさんたちが集まっています。地域振興に寄与したいオーナーさんが多く、“パンとエスプレッソと”愛が強いと思ってお聞きしたら「パンをいつも買っていただいていたお客様だった」ということもあります。
    特に注目していただきたいのは、商品も地域ごとのお店も必ず「そのお店自体のストーリー」を大切にしています。例えば、嵐山店と堺筋クラブのお店のインターフェイスを比べてみてください。またお店のネーミングも元々のルーツを大切にしています。
    パンとエスプレッソと堺筋倶楽部は銀行跡、パンとエスプレッソと由比ガ浜商店は、元々は酒屋とタバコ屋を経営されていました。その当時のタバコ屋の暖簾を今も使っています。「パンとエスプレッソと花束を」は花屋の併設です。

4<今後の展望>

  • 前述させていただきましたように、地域や元々のルーツや文化を大切に、その部分のプライオリティを高くしていきます。
    これは国内外問わず、そうなると思います。パートナーの開拓は色々な方法で行います。ポップアップのお店をだし、イベントやショーにも積極的に出店します。また投資オーナーに営業をかけることも、逆に海外の現地法人からの紹介でオファーもあります。日本国内/海外と、理念に共感し、HISと一緒に走っていただけるパートナーを募集しています。なんと言っても私たちの最大の強みである世界中のネットワークを最大限に活用し、消費者、ビジネスパートナーの両方から愛されるHISであり続けたいと考えています。

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