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SHIMAUMA BURGER

令和の虎に出演し、いま注目を集めフランチャイズ展開に舵を切った、ご当地グルメバーガーの「SHIMAUMA BURGER」町口社長にホットなお話を伺いました。
中西:SHIMAUMA BURGERって面白いネーミングですね。他の淡路島バーガーとの違いを教えていただけますか。
町口:淡路島の「島」と「旨い」と引っ掛けてネーミングしました。多くの淡路島バーガーは概ねパティと合わせて玉ねぎを多く使っています。SHIMAUMA BURGERは出来るだけ島の食材にこだわり、淡路島牛や島で採れた玉ねぎをふんだんに使い、SHIMAUMA BURGERは玉ねぎをオニオンリング状に揚げています。これがとてもボリューミーさを増して好評です。またデザインも目立つように黄色と黒のコントラストですぐにわかっていただけるようなデザインにしています。ジュースのカップは可愛いので持ち帰る方も多いです。
中西:令和の虎の映像を拝見しました。出演後の反響は如何でしたでしょうか。町口社長の今までの歩みを教えていただけますか。
町口:以前から、フランチャイズのお話はいただいていましたが、さすがに令和の虎を見てという方もお客様にも多く、良いブランディングになりました。私は今も淡路島に在住しています。生まれ育ったのが淡路島で食べ物も美味しく、海に囲まれて自然が豊かな地域です。今でこそ観光名所で有名になっていますが、私の実家が玉ねぎ農家で私自身も小さい時から玉ねぎの栽培を手伝っていました。現在、フランチャイジーの方々に提供しているのはすべて自家栽培の玉ねぎです。玉ねぎ畑のある家は中学校や高校に上がると、学業の合間に家の収穫の手伝いをするのが当たり前なんです。小さな時から玉ねぎと共生しているわけで、弊社は最初は玉ねぎ畑の倉庫を改装してカフェを経営していました。その中で一番売れていたハンバーガーにフォーカスして、カフェ業態からバーガー業態に変更しました。最高1000個売れた日もあり、自然と他店舗展開を考えるようになりました。
中西:秘伝はやはり玉ねぎとソースなんでしょうか。
町口:玉ねぎは揚げることにより、甘みを増します。選べるソースもポイントだと思っています。今はパティとソースはセントラルキッチンで製造しています。ジュースにも力を入れており、8から10種の中から選んでいただいています。メガブランドとは差別化できるように工夫をしています。美味しさを追求しつつも、出来るだけフランチャイジーの方々には作る工程を効率化できるように、日々進化できるように努力しています。
中西:最後に一言、これはフランチャイズジャパンのインタビューでは定番の質問です。今後の国内外の展開について教えてください。
町口:おかげさまで、色々なところから声をかけていただいています。弊社はやはり育ててもらった淡路島に恩返しをしたいので、淡路島を離れずに国内も30くらいの目標にしています。そこからは次のステップかと思います。現在は関西が中心ですが、東京や北海道からも声がかけていただいていますので、本部機能の更なる拡充とコスト面の充実を意識しています。海外は今は冷凍技術も進んでいますので、ぜひ進出したいと思っています。海外にSHIMAUMA BURGERを通して淡路島の良さを広めていきたいと考えています。
編集後記
去年の9月、10月とSHIMAUMA BURGERを訪ねました。さすがに下克上バーガーと自称されているだけあって、美味しく、ボリュームがあり、食べきれない感じでしたが、結局全部いただきました。確かに玉ねぎの甘みが印象的です。これから、ハンバーガー戦争に参入しどうやってSHIMAUMA BURGERが道を切り拓いていくのか、楽しみです。